■スポンサードリンク
『法廷ミステリ』が登録されているミステリ小説
殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。
宇治の三室戸寺で、斑鳩の矢田寺で、月下の紫陽花園を撮影中だったハイアマチュアの写真家が相次いで殺害された。
殺害時刻は水琴だけが知っている? 京の名門ホテルで若い女の絞殺体発見! 庭園では、したたる水滴が時を刻む水琴窟が、風雅な音色を奏でていた。
合掌造りの飛騨白川郷でロケ中の女優が撃ち殺された。同泊していた俳優夫婦酒匂竜太と瀬戸山江津子は互いに相手が犯人だと主張。
35億円の遺産をめぐるトラブル!?大手レストラン経営者・松岡宗太郎が殺された!弁護士の日高は、殴られて気絶する直前、現場で犯人を見たといい、宗太郎の養子・信夫だったと断言。
出稼ぎに出たまま行方不明になった夫を捜しに、幼い子供を連れて上京した沢田つる恵は、所持金を使い果し、やむなく宿泊料を踏み倒して逮捕された。
オートバイ事故により同乗していた律子を昏睡状態にしてしまった広田時彦は、責任を取り、恋人がいたにも拘らず、意識の戻らない律子と結婚した。
大原女行列を見物後、赤かぶ検事のかみさんは大原女姿の絞殺死体を発見し仰天!被害者は、推理作家藤崎衣代の夫と関係を持ち、二人を離婚に追い込んだ元秘書だった。
祭り見物の赤かぶ仮装行列殺人に遭遇!! 信州名物、五平餅の“元祖と本家”争いをめぐる複雑な人間模様が!? 祭りに沸く木曽妻籠宿。
およそ弁護士のイメージとはほど遠いすりきれたワイシャツ、手垢で黒光りした寝巻の紐のようなネクタイ、二十年以上にもなろうかという着古したヨレヨレの背広、塗りの剥げたステッキ―これが法廷荒らしの異名をもつ弁護士猪狩文助の昨日までの姿だ。
■スポンサードリンク
|
|